部屋を決めた理由は
部屋探しは数週間に及んだが、さほど難航したわけではなかった。
(それまで見て回った物件は、エントランスが汚いとか道が暗過ぎるとか、家賃が高いとかいろいろあって内覧までしようという気にはなかなかなれなかった)
情報誌で目星を付けていた物件があり、母とふたり土曜日の夕方にそこへ向かった。
大きな通りに面しており(治安の関係でココ大事)、1階部分は喫茶店(夜は酒類も提供しているようだが)が入っている。
建物はそこそこ古いが、まあ許容範囲。
くだんの喫茶店にて空き部屋の鍵を管理しているそうなので、訪ねると、話しが既に伝わっていたようで、鍵を貸してくれた。
玄関入ると、すぐにトイレと風呂(古くさいタイルだ。でもシャワーは付いてる)が両脇にある構造。
その奥に、ダイニングキッチンか。ちょっと狭いけど。
ココは…ガスストーブだね。(あ、窓が西向きだ)
で…お、階段が。これは「メゾネット」?「中二階」?
階段を上ると、6畳間くらいの部屋が2つ。
4人で暮らすにはギリギリかな。
どうだろうね、母よ。
「西向き」と「ガスストーブ」がネックだね。
とか話ししてると、なんか2人とも下半身に違和感をもよおしてきた。
(こ、これは…神が(ウ○コ💩)降りて来たのか、なぜ今💧)
平成末期〜令和の賃貸事情では考えられないことでしょうが、昭和の賃貸事情ってめっちゃアバウトなんで、トイレなんかも内覧時に使い放題みたいなところがあって(ホントはダメなんだろうけど)、僕も母もここで用を足してしまいました(すみません…)
母「なんか、ふたりともウ○コしたくなったってことは、ここに決めろってことかい」
僕「う〜ん、どうなんだろ。まあいんじゃない」
というわけで、神(ウ○コ💩)が降臨してきた、という理由で、ここのアパート(メゾネット?中二階?)に決めちゃいました。
後日、1階の喫茶店にて大家と直接契約を行なったのであった。
(ココアか何かをご馳走になった記憶があります)
(ところで、敷金とか前家賃とかどうやって工面したんだろう?)
借金 生活苦