弟が痩せこけてきた
食い物がない。
冷蔵庫を開けても、何もない。バターと梅干しくらいしか、入ってない。
債権者にバレるので、電気も点けられない(もしかすると止められていたのかも)
困ったな。
そうだ、叔母の家に行こう。弟が厄介になっているんだ。
というワケで、(もう夜だが)叔母宅へ。
弟がリビングに布団を敷いて、シャツ(インナー)姿で潜り込んでいてビックリ。
叔母「○○○(弟の愛称)の寝床、ここなのよー(笑)」
僕「そ、そうなんだ💧(他に部屋なかったっけ?💧)、(弟に)ご飯食べたの?」
弟「…食べたよ(なんか覇気がない。心なしか痩せこけてきてる気が)」
婆ちゃん「○○ちゃん(僕の愛称)、ちゃんとご飯食べてるの?」
僕「食べてないのさー(笑)、なんか無いかなと思って来たのよ。お婆ちゃん食材なんか無い?」
婆ちゃん「なんかあったか…チーズとかハムとかタマゴとか?」
僕「あー、OK、OK、何でもちょうだい。持って帰って弁当に使える(笑)」
婆ちゃん「○○ちゃんは、自分で何でもできるからねぇ」
(ん、褒められてもなぁ…)
後から母に聞いた話。
そもそもは、叔母の方から「弟をウチ(叔母宅)に預けなさい」と提案したんだそうだ。
弟は乗り気ではなかったが、状況が状況だし仕方がないので従った。
しかし、どうも待遇がよろしくない。
・リビングに布団だし、朝バタバタして寝た気がしない。
・食事のときには「たくさん食べなさいよ」と言う割には、おかわりすると(三杯目くらいから←弟は大食漢)嫌な顔をされる。(※居候なんだから遠慮しろという話もあるがなw)
・持たされる弁当は、女子中学生が持つような弁当箱よりさらに小さいタッパーにご飯とおかずを詰めたもの。
布団で寝られて飯も食えるんだからありがたいことではあるが、弟ににはなんの罪もない。
両親が抱えた借金のとばっちりが、おそらく叔母や婆ちゃんのところにも行っていたのだろう。
その八つ当たりというわけでもないだろうが、弟(叔母にしてみれば甥、婆ちゃんにしてみれば孫だ)の扱いがちょっと…。
弟の痩せっぷりが酷いので、叔母宅から1〜2ヶ月で引き上げさせてしまったと記憶している。
借金 生活苦