消防署の方から来ました

【悲報】半生を振り返ってみたらほぼ借金を返済していたので、ブログにしたためる

友人宅に泊めてもらったが

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季節は秋

 

この頃になると、債権者の訪問も激しくなって来ており、

弟が叔母宅(爺ちゃん婆ちゃんもいる)にしばらくご厄介になることになった。

 

相変わらず、母、姉はどこに居るのだか(父はどこか遠くに働きに出た模様)、全然家に寄りつかない。

 

mydebtlife.hatenablog.com

 

真っ暗な家(たまに電気止められたり、そうでなくでも債権者の訪問が怖くて、居留守装うために電気を消している)に、一人で居たくなかったので、中学以来の友人(別の高校に進学していたが)に相談してみた。

 

僕「知ってると思うけど、今こんな事情でさ。しばらく泊めてもらってもいいかな。」

友人「あーいいよー」

 

二つ返事で了解してくれた。

良いヤツだ。

 

友人宅に何を持っていったか覚えていないが、制服のまま行ったのではなかっただろうか。

 

友人の母とは顔馴染みだったので、気がねみたいなものはさほどなかったのだが、

 

友人母

「ポンコ@2君!大丈夫かい!こっちの部屋にお布団敷いといたからね。ちゃんと寝るんだよ!」

「ご飯出来たよ!ちゃんと食べれてるのかい?早く降りておいで」(友人の部屋は2階だ)

 

(朝になると)

 

友人母「ポンコ@2君お弁当どうするの?」

僕「あ、いや、購買でパンでも買うんで大丈夫です。ごにょごにょ」(金などない)

友人母「そんなもので持つわけないでしょ!これお弁当作ったから持っていきなさい!」

 

と、弁当を持たせてくれた。

 

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この弁当を見て、

 

(ああ、この人たちにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかんな…)と思い、

 

下校後、速効友人宅に戻り(鍵を預かっていた)、

台所で弁当箱を洗い、ノートを一枚破り、お礼の手紙を書き、電気の点かない自宅へ戻って行った。

 

友よ、そしてそのお母さんよ、ありがとう。

 

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